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ただほんが考える「読書のすすめ」とは?

その他の小説・本など

tadano
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こんにちは、ただほんです。

ただほんが考える「読書のすすめ」とは?をお送りしていきます。

皆さん、読書の秋がやってきました。

10月になり、読書と食欲の秋になりました。

栗や芋、モンブランや栗ご飯など美味しいものの季節になりました。

そして読書の秋です。美味しいものを食べながら、小説や本を読み、良い時間を過ごしていきたいですね。

僕、ただほんが考える「読書のすすめ」とは何か。

皆さんに少しでもお伝えできれば幸いです。

読書にまつわる名言

(1)一冊の本に人生を丸ごと変えてしまう力があることを、みんな理解していない。
マルコムX

(2)良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話を交わすようなものである。
デカルト

(3)私は、自分がこれまでに読んだすべてのものの一部である。
セオドア・ルーズベルト

(4)読書、なかんずく小説を読む喜びは、もう一つの人生を経験することができる、という点である。
山本周五郎

(5)今日の読書こそ、真の学問である。
吉田松陰

(6)宝島の海賊たちが盗んだ財宝よりも、本には多くの宝が眠っている。そして何よりも、宝を毎日味わうことができる。
ウォルト・ディズニー

多くの偉人たちが読書のすすめを書いています。

僕が一番ぐっと来たのは、山本周五郎さんの「読書、なかんずく小説を読む喜びは、もう一つの人生を経験することができる、という点である。」という言葉です。

ただほんにとっての読書とは?

小説は自分にとって異世界探訪です。

絶対に起こり得ないようなことが小説の中では起きるのです。

たとえば、今読んでいる今村昌弘さんの「屍人荘(しじんそう)の殺人」などもそうです。

ゾンビに追いやられ、別荘に逃げ込みますが、そこで密室ができて、殺人事件が起こるのです。

普通に考えるとそんなこと起こらないですよね。

でも小説の中では、それが起こり、登場人物たちが右往左往し、犯人を推理し、追い込んでいきます。

そんなことと思うのですが、読み進めるとその世界にどっぷり浸かってしまうのです。

まさに異世界探訪ですね。

主人公と自分が重なり、まるで自分が登場人物の一人のように…。

「もう一つの人生体験」です。

それは、リスクのない体験であり(リスクのある体験は自分の命や財産等に関わったり、他の人の命や財産等に関わるかも知れません。)、安全です。

寝る間を惜しみ寝不足になるぐらいで、ほかにリスクはありません。

また、本によって知識が増したり、新しい発見があるかも知れません。

ぜひ、気になる小説など読んでみてください。

ただほんの考えるおすすめの小説3選

1,屍人荘の殺人 今村昌弘著

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介は、曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子とペンション紫湛荘を訪れる。しかし想像だにしなかった事態に見舞われ、一同は籠城を余儀なくされた。緊張と混乱の夜が明け、部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。それは連続殺人の幕開けだった!

本誌裏表紙より

先程、上げましたが、「屍人荘の殺人」はおすすめです。知り合いが映画を見て、「ゾンビものだったよ」と言ったので、読む気がなくなりました。

数年たち、興味が出て読み始めると、「これは面白い!」と読む手が止まりませんでした。

著者の発想がすごいです。

ゾンビによる密室、「クローズド・サークル」は今まで読んだことがありませんでした。

誰が犯人か全くわかりませんでした。おすすめです!

2,俺ではない炎上 浅倉秋成著

ある日突然、「女子大生殺害犯」とされた男。既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。
全くの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。
会社も、友人も、家族でさえも。
ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。
必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。

Amazon商品紹介より

この小説もとにかくすごかったです。

誰が犯人で、主人公の男をはめたのか、最後の最後まで分かりませんでした。

とにかく、逃げ続ける男の感じが鬼気迫るものがあり、実は人にどう思われているか、怖いなぁ、と思う作品でした。

読み始めたら止まらない、面白い小説です。

多くの人は逃亡犯にはならないでしょうから、小説の中で逃亡犯の気持ちを味わえることでしょう。

3,ホワイトアウト 真保裕一著

日本最大級の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!
荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失で亡くした友の婚約者を救うためにー。

Amazon商品紹介より

1998年の作品ですので、かなり昔の作品になります。

とにかく面白かったです。

主人公の捨て身の行動が、かっこよく、とても引き込まれ、読む手が止まりませんでした。

真保裕一さんの作品はこれが一番で好きですね。

あなたも、なにか一つ小説を取り、この秋に読んでみてください!

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