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霊媒探偵 城塚翡翠 medium おどろきの反転です!

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こんにちは、ただほんです。

今日は相沢沙呼さんの「霊媒探偵れいばいたんてい) 城塚翡翠(じょうづかひすい)」をご紹介します!

 はじめに

まず、前から気にはなっていたのですが、「霊媒探偵(れいばいたんてい)」という題に引っかかってしまい、手に取らなかったのです。

自分がキリスト教のクリスチャンということもありますし、「霊媒(れいばい)」は止めとこうと思っていました。

あと、超能力的なことを入れたらミステリは崩壊してしまうような気がして…。

後付でなんとでも言えますし、なんでも有りになってしまうから。

自分は、本当の「霊媒探偵」ミステリだと思っていたので、自分が読むジャンルだとは思ってなかったですね。

前に辻村深月さんの「凍りのくじら」を読んだときも(面白かったのですが)最後に残念に思ってしまいました。

主人公の女の子がある青年と出会い、そこから物語が進んでいくのですが、その青年の正体を知ってファンタジーじゃんって思ってしまいました。

この「霊媒探偵 城塚翡翠」もそういうファンタジーとか超能力とか系のミステリかなと思っていました。

でも、全然違かったんです!

本当のミステリでした。

なぜ買って読もうと思ったかというと、ドラマの影響ですね。

清原果耶さん主演の「城塚翡翠」のドラマ(実はまだ見ていない)で、ネタバレを見て興味を持ちました。

えー!そういうことなの!?

って、びっくりして買おう!となりましたね。

これからドラマも見たいと思っていますが、本当に楽しみです!

清原果耶さんって、確か昔の朝ドラである登場人物の人と結婚する女の子役をやっていたんじゃないかと思うのですが、その時中学生だったと記憶しています。

成長しましたね!(すみません、えらそうに…。)

とにかく、清原果耶さんの「城塚翡翠」とても楽しみです!

 霊媒探偵 城塚翡翠 medium

 あらすじ

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていたー。

本書表紙裏より

第一話 泣き女の殺人

香月史郎(こうげつしろう)と城塚翡翠(じょうづかひすい)の出会いの話です。

香月(こうげつ)は大学の後輩の倉持結花(くらもちゆいか)の相談に乗り、一緒に霊媒師の城塚翡翠(じょうづかひすい)のもとを訪れる。

城塚翡翠は、倉持結花のことを言い当てたり、香月の仕事を言い当てたりする。

その後、倉持結花が自宅で殺害される。

その殺害現場で翡翠は、倉持結花を降霊し「あの子がなにか探してるみたい……」

そこから、香月は事件を論理によって解決していきます。

第二話 水鏡荘の殺人

作家の黒越篤(くろこしあつし)が殺される。

黒越篤はバーベキューパーティーを別荘の水鏡荘(みかがみそう)で開く。

そこに、香月も城塚翡翠を連れて参加していた。

その中で作家黒越篤が殺されてしまう。

犯人は誰なのか?

「わたし、犯人を知っています」

「犯人は、別所さんです」

城塚翡翠の人の魂を見る力で犯人を知り、香月は論理によって追い詰めていく。

第三話 女子高生連続絞殺事件

香月は、サイン会である女子高生と会う。

藤間菜月(ふじまなつき)は連続殺人事件が起こっている高校の生徒だった。

「香月先生、お願いがあります。あたしたちの学校が巻き込まれてる殺人事件を、解決してくださいませんかー」

香月と翡翠は殺害現場に行き…。

翡翠「先輩……。どうして、こんなこと、を……」

「先生……。犯人は、女の子です」

先輩…上級生であり、女の子。

そこから、香月はまたも論理を働かせて犯人を追い詰めていく。

最終話 VSエリミネーター

最終話です。

連続殺人事件の犯人と対峙します。

そして、全てが反転します!

ぜひ、読んでみてください!

 ただほんの書評!

まず、気になるのは城塚翡翠(じょづかひすい)のキャラクターです。

弱々しく、守ってもらわないと行けない存在。

世の中から疎(うと)まれ、傷ついていて、信用できる友人も少ない存在。

霊視などはするが、ミステリは知らなく事件を解決までは持っていけない。

香月史郎を信用し、恋心も持っていそうな感じです。

男が守ってあげたいと思う存在であり、北欧の血が入っていて、綺麗な人。

あまり、個人的には好きじゃないキャラですね。

守られキャラはあまり好きじゃないです。

それが、最後に全てひっくり返りますからびっくりです!

物語的には、一話一話しっかりしていて、よく考えられていて面白いです。

最終話での種明かしは必見です!

ミステリ好きの主人公、良いですね!

ドラマもこれから絶対見ます。Huluで。

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『invert 城塚翡翠倒叙集 すべてが、反転。』なかなか面白い!
ただほん こんにちは、ただほんです。 城塚翡翠、2冊目読み終わりました!  はじめに いやぁ~、なかなか読み応えありまして、時間かかってしまいました。 3つの短編集で、霊媒探偵のその後のお話ですね。 3つの殺人事件で、それぞれ犯人視点で物語

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